希少なアサヒガニ

 

 

胴体の甲羅が異常に大きい頭でっかちのアサヒガニをご存知ですか。胴体が徳利のような形でそれを支える小さな足が非常に不恰好に見えます。

 

実はこの格好をしていることでアサヒガニは他のカニとは違う動き方をするのです。つまりカニの横歩きは苦手だということです。

 

理由はエビのしっぽのように突き出た袴にあります。普通のカニの袴は甲羅の反対側に折りたたまれているので横移動ができますがアサヒガニはそれができないのです。

 

このように移動が苦手のアサヒガニはエサを捕獲するために活発に動き回らず、砂に体を沈めて近づいてくるゴカイなどを食べているからです。

 

アサヒが二は相模湾から沖縄以南の幅広い海域に生息しています。日本では鹿児島や長崎で漁獲されており鹿児島県の種子島のように特産品として取り扱っている地域もあります。

 

しかし日本での漁獲量は年々減少しています。近年はオーストラリアなどから輸入品が増えているようです。